Art Photo 展 in 2018 受賞者発表

2019-01-25

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6月13日から5日間にわたり開催された「JEARA公式 art photo展 in 2018」は、ご来場の方々から多数のご好評をいただき、終了致しました。
当展覧会では、準1級以上を取得したフォトグラファー65名、及びアートフォト認定講座監修者の講師の作品が出展され、講師の作品を除く作品の中から、下記の賞が選ばれました。

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受賞者の皆様には、賞状・賞金をお送りいたします。
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「 ベストフォトグラファー賞 」
「 ベストフォトグラファー賞 」(practical photo認定講座 監修者・講師・プロカメラマン 宮木和佳子、出原麗、村上由美、高橋昌也により選定 1名)

「 オーディエンス賞 」
(ご来場者投票により選定 – 最優秀賞・優秀賞・奨励賞)

選定者紹介

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宮木和佳子/JEARA Practical Photo認定講座監修者

日本大学芸術学部 写真学科卒業。TV、雑誌、広告、ファッション、写真集、映画等、様々なジャンルで15年間活躍し続ける現役女性プロカメラマン。「金丸茂嶺賞」受賞や「日韓若手カメラマンON&OFF」にて若手カメラマン厳選50人に選ばれるなど若手時代から頭角を現す。2011年からは、カメラマンとして勢力的に撮影する傍ら、指導にも力を入れる。実践で使えるテクニックを女性目線で分かりやすく指導する力に評価が高い。


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出原麗/JEARA プラクティカルフォト認定講座・講師・プロカメラマン

日本大学芸術学部写真学科卒業。プラクティカルフォト認定講座新宿校講師。
写真好きの父親の影響で、小学生の頃よりフィルムカメラで撮影を始める。中学で一眼レフに触れ始め、高校時代は写真ブーム真っ只中で青春を過ごす。日本大学芸術学部写真学科に進学し、本格的に写真を学ぶ。
大学卒業後は、20代は専業主婦として二児の育児に専念。30代で写真スタジオに就職、アシスタント修行の後、カメラマンとなる。スタジオでは人物撮影を主に撮影し、1000人以上の撮影を行う。女性や子どもの撮影を得意とする。現在はフリーランスカメラマンとして活動中。人物撮影、ライブ、舞台、企業HP等々。
当講座の理念、学びやすさに共感し6期より新宿校講師を務める。受講生1人1人の成長を大切にし、写真添削にも力を入れている。


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村上 由美/JEARA プラクティカルフォト認定講座・講師・プロカメラマン

「ブルーインパルスをもっとかっこよく撮りたい!」という思いからカメラマンを志し、本格的に写真を学ぶ。現在は、ブルーインパルスをはじめ世界の戦闘機の撮影の他、ジャルジャル(舞台撮影・コント会議内での撮影と出演)・ミスインターナショナル(同行撮影)をはじめとする音楽、お笑いライブのバックステージ撮影、プロレスのリングサイド撮影、選手の宣材撮影など、幅広いジャンルでカメラマンとして活動中。ライブ感、臨場感が伝わる、瞬間の動きや表情をおさえた表現力の高い写真に定評がある。カメラマンとしてより幅を広げ、指導スキルを身に付ける為、Practical photo1級・Practical photo認定講座インストラクター資格を取得し、現在は講師としても活動中。カメラマンとしての現場での経験を活かした、より実践的でわかりやすい指導で人気が高い。


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高橋 昌也/JEARA プラクティカルフォト認定講座・講師・プロカメラマン

1985年生まれ。とある人の言葉で、レクサス整備士から一転カメラマンを目指し上京。学校在学中から広告系カメラマンのアシスタントに付き、2年の経験を経て独立。広告、雑誌、アーティストの他物撮り等、被写体を選ばず活動。レタッチャ ーや撮影オペレーターとして、有名タレント広告や美容雑誌等の仕事を受ける他、デジタルやレタッチに関しても技術を持っている。山寺宏一、金田朋子、鈴木紗理奈、ももいろクローバーZ(敬称略)など著名人も撮影している。雑誌では、ディ スカバー・ジャパン、SEDA、スタイルマガジン他、有名ファッションブランドの撮影や、化粧品広告の撮影にも携わっている。カメラマンとしてだけでなく、レタッチスキルも高いことから、講師からもレタッチの質問を受けることも多い。


総評 – 宮木 和佳子 –

「世界を少し奪ってみた」というタイトルは、今回私たち講師も大きな挑戦でした。
それぞれに解釈が出来る言葉ではあるものの、
その言葉の強さに怖じ気づいてしまったり、「策に溺れる」ことはないだろうか、という不安も少しありました。

しかし皆様は大きな悩みと努力、試行錯誤をもって、
そのテーマを一生懸命に解釈し形にしてくれました。
とても良かったと思います。

昨年もお伝えしましたが、展示作品には「必然性」が必要です。
そして作品における必然性とは、「飾られるに値する写真」という意味を持っています。
飾られるに値する写真とは、撮影から展示までに通過するべき多くの段階を踏んでも尚、「作品」として、「魅せる」力があり、隣り合う写真に存在感を奪われることなく見た人の記憶に残留することができる写真です。

展示をすることは、かならず見に来てくれる人の時間や都合を「奪い」ます。

見に来てよかった、と思われる様な写真であることは展示をする上で最低条件でもあると思っています。
ご自身で考えていかがだったでしょうか?

被写体のチカラだけではない「自分なりの写真の追求」をこれからも続けてほしいと思いますし、
丁寧にしっかりと積み重ねていけば、また来年はもっと良い写真が展示出来ると思います。
世界を奪いながら、躍動を感じて是非、来年もまた参加してください。

宮木和佳子


 

※当サイトの画像を無断で複製・転載・使用することは、禁止です。
  
(掲載されている作品は、ご受賞者様の素敵な作品をぜひ、皆様にもご覧いただければと思い、ご本人様よりご承諾いただいた上、公開させていただいております。作者の皆様には改めて感謝申し上げます。)
<受賞作品発表>

ベストフォトグラファー賞 一枚絵部門 大賞
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『 Per Rosignano 』
photo by charley!(浜 利光)

1級資格取得者・Photographer’s Lab メンバー


 
ベストフォトグラファー賞 組写真部門 大賞
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『 夢か現(うつつ)か幻か 』
photo by Yoko Koike

準1級資格取得者


 

オーディエンス賞
(ご来場者投票により選定 – 最優秀賞・優秀賞・奨励賞)

最優秀賞( 73票 )


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『 風趣 』
photo by おすぎ

1級資格取得者・Photographer’s Lab メンバー


優秀賞( 65票 )


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『 水の星の小さな仲間 』
photo by 安藤 穣

1級資格取得者・Photographer’s Lab メンバー


奨励賞( 50票 )


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『 瞬彩を紡ぐ 』
photo by 青木 優子

1級資格取得者・Photographer’s Lab メンバー


 
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受賞者の皆様には、賞状・賞金をお送りいたします。
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      ベストフォトグラファー賞大賞【 ノミネート作品 】
ベストフォトグラファー賞にノミネートされた作品をご紹介いたします。
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『 dialogue 』
photo by 小川千夏

準1級資格取得者


 
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『 遺されたもの そして私は 』
photo by Yoko Yanami

1級資格取得者・Photographer’s Lab メンバー


 
クレ_s_相馬一仁


『 Angel’s guidance 』
photo by 相馬 一仁

1級資格取得者・Photographer’s Lab メンバー


 
クレ_s_MA.HIRO(新妻浩)


『 音が消え 刻は止まり この世界に独り佇む 』
photo by MA.HIRO

1級資格取得者・Photographer’s Lab メンバー


 

フォトグラファー達が学んだ「プラクティカルフォト」とは?

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